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コンセプト

狛江湯は1955年に創業した日本で二番目に小さな市、狛江市にある銭湯です。
現代、ほとんどの家庭にお風呂が普及し、地域の銭湯としての役割は十分に果たしました。
未来に必要とされる銭湯とはなんだろうか?東京銭湯の灯は消さない。
そんな想いからリニューアル計画がはじまりました。
マルシェやイベントが定期的に行われ、ここに来るとリラックスしてちょっと気分があがる、ひだまりのような場所になるといいなと思い、スキーマ建築計画の長坂常氏にリニューアルプロジェクトを依頼しました。
予定のない休日、ひとりでも、ご家族でも、ここに来れば楽しく満足できるような場所を目指しています。

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狛江湯のある場所

小田急線の狛江駅から徒歩3分の場所にあります。
世田谷区と川崎市に隣接する狛江市は、多摩川と国分寺崖線の水源に恵まれた、緑豊かな地です。
新宿から20分ほどの距離ですが、空が広くのどかな空気が流れています。
狛江湯から程近くにある多摩川では、休日ともなると、レジャーシートを広げピクニックする親子や、お昼寝する人、釣りをするおじさん、野球をする子供たち、ジョギングやサップをする人々、それぞれの楽しみ方で自由に過ごす方がたくさんいます。自然を満喫できる街です。

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狛江湯の歴史

戦後中野区で銭湯を営んでいた先代が、1954年(昭和29年)に現在の場所に新築した狛江市内では最も古い銭湯です。
当時小田急線の成城学園前駅から登戸間には銭湯がまだなく、狛江駅は駅前に商店があったくらいで田園風景でした。
その後、都市化が進むと共に風呂のないアパートや貸家が次々と建ち銭湯の利用客も増えたため松原交差点近くに喜久の湯も建設しました。
施設の老朽化に伴い1992年(平成4年)には、ビル銭湯としてリニューアルして2022年まで営業しておりました。

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プロジェクトメンバー

Architects:Jo Nagasaka, Shota Miyashita, Takuya Enta (Schemata Architects)
Graphic Design, Sign:Rikako Nagashima, Hiroyuki Inada, Mio Kawakubo (village®)
Construction:Kazuhiro Onuma, Shingo Oshima, Jun Mizutani (TANK)
Web DeveloperKei Fujimoto

お問い合わせ

住所 : 東京都狛江市東和泉1-12-6 長谷川ビル
電話 : 03-3489-3881
メール : [email protected]
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